米崎りんごフルーツスプレッドのご紹介
【米崎りんごとは】
米崎りんごは、岩手県陸前高田市の米崎地域にて、約120年前から栽培されてきました。
全国的にもめずらしい、海の見えるりんご園にて、ミネラルを含んだ海風にふかれて育ちます。
年間日照時間は1702時間と長く、霜が降りる時期も遅いため、樹上で完熟するまで待ってから収穫ができるので、甘みが強く蜜がたくさん入ります。
このように美味しいりんごですが、収穫量が少ないため市場には流通せず、農家さんが固定のお客様に向けて生産している、「知る人ぞ知る美味しいりんご」でした。
震災前から農業の担い手が高齢化していたことに加え、震災の影響で、りんご農家は減る一方でした。
震災後、海産物を復興する動きは数々ありましたが、りんごについては手付かずの状態でした。
海を臨むりんご園
【生産者の思い】
生産者の、「らら・ぱれっと」岡本啓子さんは陸前高田市出身。
子供のころから米崎りんごに親しんでいました。
米崎りんごを当たり前に食べて育った岡本さんは、他の地域に引っ越してはじめて、米崎りんごがとても美味しいりんごであったことに気づきます。
震災後、このままでは美味しい米崎りんごがなくなってしまうと感じた岡本さんは、米崎りんごを全国に広めようと、りんご事業をはじめました。
組織の事情もあり思うような商品が作れないでいたところ、独立起業するチャンスが訪れます。岡本さんは悩んだ末に、ご自身の思いを実現させるべく起業されました。
岡本啓子さんの起業ストーリーは
こちら(ショップ外に飛びます)
【米崎りんごフルーツスプレッド】
岡本さんが、米崎りんごの美味しさを伝えるために開発した商品が、ここでご紹介する「米崎りんごフルーツスプレッド」です。
味のコンセプトは、「お母さんが子供達のために作る味」。
・素材のりんごは手摘みのものだけを使用。
・原材料は、りんご、砂糖、レモン果汁のみ。
・砂糖を極力控え、米崎りんご本来の味と食感が感じられるつくり。
・受注生産。注文が入ってからひとつひとつ手づくりする。
りんごのない時期にも、りんごのない地域でも、いつでもどこでも、陸前高田の子供達とおなじように、美味しい米崎りんごを楽しむことができるように。
岡本さんの願いがこもった、温もりの感じられる味です。
デザインにもこだわりました。
ギフトにしたくなるような洗練されたデザインで、かつ田舎の良さも活かし温かみもある、こだわりのラベルデザインは、多くのお客様から支持されています。
※「フルーツスプレッド」とは?
JAS法によるジャムの定義は、「果実等を砂糖類、糖アルコール又は蜂蜜とともにゼリー化するようになるまで加熱したもの。」であり、糖度40度以上と定められています。
砂糖を極力控えた米崎りんごフルーツスプレッドの糖度は40度程度。サラサラしていて、あまりゼリー化していません。
ジャムの定義にこだわらず、りんご本来の味と食感を楽しめる商品とするため、名称を「フルーツスプレッド」としました。
また、ジャムは本来、保存食として作られたものですが、このフルーツスプレッドは新鮮さにこだわっています。作りたてを召し上がっていただきたいから、賞味期限1ヶ月としています。
【お薦めのお召し上がり方】
ジャムのようにパンやヨーグルトにつけて召し上がっていただくこともできますが、フレッシュなりんごの味を活かし、生菓子に近い感覚でお召し上がりいただくのがお薦めです。
パンケーキにたっぷり添えて、クラッカーに盛り上げ贅沢なおやつとして、またチーズや生ハムと合わせてクラッカーにのせ黒胡椒をふってオードブル風にも、お召し上がりいただけます。
特別な日に買うケーキのように、米崎りんごフルーツスプレッドがあることで、普通の日が特別な一日になる。 そんなお召し上がり方をお薦めします。
「米崎りんごフルーツスプレッド」は、ジャムの枠を超え、米崎りんご本来のフレッシュな味と食感を楽しめる商品です。
ご自身にあった楽しみ方を見つけていただけましたら幸いです。
【お客様の声】
米崎りんごフルーツスプレッドをいち早くお召し上がりいただいたお客様からは、次のような声をいただいています。
・新鮮なりんごそのままの味
・優しい味
・甘くないのでたくさん食べられる。
・米崎りんごジュースの味とおなじ
・あまりに美味しいので、ひと瓶がすぐになくなってしまいました。
もっとたくさんのお客様の声はこちら
米崎りんごフルーツスプレッド お客様の声
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【陸前高田応援団の思い】
私が陸前高田応援団をはじめたのは、
・復興に何か役に立ちたいが、方法がなかなかない
という方とご一緒に何かできないか、と思ったからです。
その後、米崎りんごフルーツスプレッドの生産者、岡本啓子さんと出会い、彼女の取り組みをずっと応援してきました。
それは、私が目指す応援は、現地で生きていく人たち一人一人と、遠く離れたところにすむ一人ひとりとの気持ちをつなぐことだからです。
震災から6年たった今もなお、震災前とは全く異なってしまった環境で生きている方々がいらっしゃることを、私達が少しの間でも思い出す事ができたなら、それが現地で生きる方々の力になると信じているからです。
商品をたくさん売る事に特化するならば、別の方法があったかもしれません。
でも私は、人の気持ちをつなぐことを一番大切にし、活動を続けてきました。
この米崎りんごフルーツスプレッドをご購入いただくことで、
・存続の危機にある、陸前高田の名産、米崎りんごの存続に貢献できます。
・生産者岡本啓子さんの事業の発展に貢献し、彼女の夢の実現に向けた仲間になれます。
・召し上がっていただいたあなたのクチコミで、その輪が更に広がります。
ただし、復興支援だからご協力を、といって無理に押し売りすることは、私の目指すところではありません。
・米崎りんごフルーツスプレッドが美味しそうだから、いつかは食べてみたい
・米崎りんごフルーツスプレッドがおいしかったから、いつかまた利用したい
と思っていらっしゃる方へ
商品ご購入は
こちらからどうぞ。
長文を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
陸前高田応援団